2024
05/13 |
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2014
01/23 |
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もうすぐ旧正月(中国正月)ですね。
さて、2年前に書きかけて放置してあった記事 完成させますか。 実はうちは毎年旧正月の時期は香港にいないんです。なのでなんとなく記事書きそびれた。 もちろん旧正月は香港では年間通して1・2を争う?大きなイベントなのですが、それゆえ伝統を重んじてきっちりやろうとすると、、 めんどくさい ことが多いらしく、旦那さん両親は毎年香港から脱出します。(それでついでに私達も脱出します) ちなみに旧正月から逃れて旅行に行ったりすることを広東語で避年(フェイニン)と言い、そんな言葉があるくらいに、そんなに珍しくもない選択らしいです。 まあそれでも香港の旧正月について、知ってることだけ書いときます。 この期間については、旧正月、農歴正月、春節、Chinese New Year、Lunar New Year、などなど色んな呼び方があるようですが、香港政府の祝日表では農歴となっていました。 香港では旧暦の1日目を農曆年初一(ノンレッキ ニンチョーヤッ)と呼び、続いて農曆年初二(ニンチョーイー)・農曆年初三(ニンチョーサーム)の3日間が祝日になります。お正月期間は15日目までです。 2014年の場合は 西暦1月29日(水) → 農曆年廿九 (晦日) 西暦1月30日(木) → 農曆年卅晩 (大晦日) 西暦2月1日(金) → 農曆年初一 (元旦) 祝日 西暦2月2日(土) → 農曆年初二 祝日 西暦2月3日(日) → 農曆年初三 祝日 西暦2月3日(月) → 農曆年初四 振り替え休日 西暦2月14日(金) → 農曆新十五(元宵) 西暦の新年を見事にスルーした香港人は、西暦新年があけて1週間もすると、徐々にお正月モードになって行きます。 まず街のデコレーションがだんだんと赤や金で派手になっていきます。(ちなみにクリスマスの飾りはここまで出しっぱなしにしてあり、旧正月のために付け替える感じ) 街のスーパーやデパートで、お年賀用のチョコレートやらクッキーやら、やたら金ぴかのパッケージの箱が山積みになり始め、お正月飾りやお年玉袋、お正月のお餅なんかが売り出されます。 旧正月の飾りつけは、中秋節と同じく街を上げて、マンションごとにも、と言う感じでどこもかしこもきらびやかです。 あれ、、きらびやかな写真持ってないのはなんでだろう 印象的なのは、香港人の幸せ≒お金の考えを象徴した飾りが多いなーってこと。日本人の幸せって、もちろん金運を含まないわけではないけど、あまりそこだけ強調したりしませんが、香港人はやっぱりお金って大事よね!って考えが透けて見える(笑) 魚・・「魚ユー」の発音を「余」という字にかけられて、(お金や運が)余るほどありますよう 福・・上下逆に飾るのは「福倒フックドウ(福が転ぶ)」の音を「福到フックドウ(福が来る)」にかけて 桔・・金柑のような中国ミカンは、「吉」が来ますように(ちなみに美味しくないです) 桃・・恋愛運の象徴 などなど、いろんな意味があっての飾りらしいです。 新年の日は、親戚へのあいさつ回りをするのが慣例だそうです。 迎える家庭は大量に料理を用意して振る舞い、訪問する側はお年賀として菓子折り的な物を持って行きます。 ただ訪問先でみんな揃って食事会、という感じではなく、迎える側の家には次々にお客さんが入れ替わり立ち替わり、訪問する側も一家庭終わったら次の家庭に、という様に忙しい1日だそうです。だいたい世代が上の家庭は迎える側、若い世代があちこち回るみたいです。 あと、お正月と言えばお年玉ですね。中国正月にもその習慣があります。 赤や金ぴかの封筒で。自分の名字の入った封筒を使う人もいます。日本のはんこ屋さん宜しく、名前入り封筒をずらっと並べるお店が出るので、そこで買うのかな? 香港のお年玉は、既婚者から独身者へと決まっていて、独身ならば例え何歳になってももらえます。世代が上ならもちろん、年が上でもあげなければいけません。なので、もし独身の弟や妹・従兄がいたら、姉や兄はお年玉を渡します。 (これは旦那さん実家のルールかもですが)結婚すると若くても親戚からはもらえません。ただし結婚しても両親と兄弟間のやりとりは続くので、親は永遠に子へ、兄姉は永遠に弟妹(夫妻)へお年玉をあげます。末っ子(とその配偶者)はかなりお得です(笑) あと、大体の人はマンションの管理人さんにもあげます。なのでこの時期は、やたら愛想の良くなる管理人さんも行きつけのレストランやお店のスタッフに渡す人もいるようです。 ちなみにお正月期間は15日間と決まっているので、お年玉はこの15日間の間に渡すこととなっているそうです。日本も1月15日にどんと焼きで正月飾りを外したりするので同じですね。 というか、旧正月というくらいだから、このあたりの期間の定義は新正月(1月)に移行した時にシフトしただけなのかな? 私はいなかったのであいさつ回りはしませんでしたが、新年のご馳走の一品の中華餅は食べました。 こんなの。 日本の鏡モチみたいなものかしら?店で見かけるのは白いのと茶色いのが多いけれど、色んな種類があるみたいです。これもデパートやスーパーのお年賀用菓子コーナーと共に正月前に賑わう売り場で ホールケーキ状に売ってます。これを切り餅の様に薄く切って、フライパンで焼いて食べます。旦那さんの家では5mmくらいに切ってましたが、1cm強と分厚く切ってるレストランもありました。 白い方はエビや中華ソーセージの入った大根もちに近い物もありますが、多くの場合味はどれも甘いです。かなり。おかずではなくデザートな味ですが、位置づけはどうやらおかずのようです。 PR |
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